新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は27日、新たに80代の女性を含めた2人の死亡と、10歳未満~90代の男女869人の感染が確認されたと発表した。軽症850人、無症状5人で、14人の症状が分かっていない。
市によると、亡くなった女性はクラスター(感染者集団)が発生している有料老人ホームの入所者で、3月1日に発熱し2日に陽性が判明。8日に呼吸が苦しくなったため市内の病院に入院し、4月18日に多臓器不全で亡くなった。同施設では職員15人と入所者64人の計79人が感染し、死者は初めて。
新たなクラスターは4件で、大倉山記念病院(港北区)、市内の高齢者施設、放課後キッズクラブ、横浜拘置支所(港南区)でそれぞれ認定された。