長崎ビッグN開場25周年記念 熊本工招き長崎商、長崎日大と交流戦

招待高校野球のポスター

 長崎県高野連は8日、長崎市の県営ビッグNスタジアムの開場25周年を記念して、伝統校の熊本工を招いた交流試合を実施する。昨夏、今春の甲子園に出場した長崎商、長崎日大とそれぞれ対戦。来場を呼びかけている。
 県高野連主催の招待試合は2007年に選抜出場校の都城泉ケ丘(宮崎)を招いて以来。熊本工は春夏合わせて甲子園に43度出場しており、昨夏は1回戦で長崎商と対戦した。その時は長崎商が8-4で勝っている。代替わり後の昨秋と今春の熊本県大会はいずれも準優勝だった。

 8日午前10時から長崎商と、午後1時から長崎日大と対戦予定。入場料は600円で高校生以下は無料。県高野連の黒江英樹理事長は「面白い試合を期待したい。コロナ禍が落ち着けば、強化事業に加え、野球教室などの普及活動も再開していきたい」と話している。
 ビッグNは1997年に長崎市営大橋球場跡地に完成。高校野球の公式戦の主会場となっているほか、小中学生からプロ野球まで幅広い世代に親しまれている。今年は内野部分の人工芝も張り替えられ、4月12日のソフトバンク-ロッテに続き、7月23日にプロ野球の若手の球宴「フレッシュオールスター」も8年ぶりに予定されている。


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