【マリナーズ０－４アストロズ】＠ミニッツメイド・パーク
アストロズは先発のクリスチャン・ハビアーから始まる４投手のリレーでマリナーズ打線をわずか４安打に封じ、４対０で勝利。連日の完封勝利を挙げ、単独地区２位に浮上するとともに、首位エンゼルスとの差を1.5に縮めた。５回1/3を２安打無失点に抑えたハビアーは今季２勝目（０敗）をマーク。マリナーズ先発のクリス・フレクセンは５回２安打１失点の好投を見せたものの、打線の援護がなく、今季４敗目（１勝）を喫した。
アストロズは４回裏にヨーダン・アルバレスの８号ソロで先制。６回裏二死満塁から新人ジェレミー・ペーニャが２点タイムリーを放ち、７回裏には前日の試合から戦列復帰したホセ・アルトゥーベにダメ押しの２号ソロが飛び出した。投手陣はハビアーからブレイク・テイラー、フィル・メイトン、ブライアン・アブレイユとつないでマリナーズ打線をシャットアウト。敗れたマリナーズは貯金がなくなった。
アストロズが今季13勝目を挙げたことにより、ダスティ・ベイカー監督はメジャー史上12人目となる通算2000勝を達成。アフリカ系アメリカ人としては初の快挙となった。通算2000勝以上の監督でアメリカ野球殿堂入りを果たしていないのは、まだ殿堂入り資格がないブルース・ボウチー（通算2003勝）とベイカーの２人だけ。異なる５球団で地区優勝という史上唯一の快挙を成し遂げている72歳の名将が殿堂入りの切符を手に入れた。
