長崎県内Uターンラッシュ始まる 駅や港 混み合う

荷物を抱え、離島便から降りてくる乗客ら=5日午後3時15分、長崎港浮桟橋

 ゴールデンウイーク(GW)を古里などで過ごした人たちのUターンラッシュが5日始まり、長崎県内の港や駅はトランクや土産の袋などを手にした家族連れらで混み合った。
 九州商船によると、5日の長崎-五島はジェットフォイル、フェリーいずれもほぼ満席。長崎市元船町の長崎港ターミナルには、島に戻る家族らを見送ったり、大きな荷物を抱えて島から帰ってきたりする光景が広がった。新上五島町の祖父母宅に初めて1人で行った西彼時津町の入口柊太君(8)は5泊6日の旅を終え、「1人でも大丈夫だった。30センチくらいのアカハタを釣ったりして楽しかった」と満喫した様子だった。
 長崎市尾上町のJR長崎駅も改札口周辺や土産売り場でにぎわいをみせた。JR九州によると、上りのピークは5日とみられ、同日午後4時半現在、特急自由席の乗車率は、長崎発博多行きと佐世保発博多行きがいずれも110%~80%。GW期間中の指定席の予約状況は、昨年同時期を大幅に上回っているという。


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