「母と姉の再会を実現し抱き合わせたい」 横田拓也さんが衆院で意見陳述 拉致問題、早期の全面解決求め

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衆院拉致問題特別委員会で意見陳述を行う横田拓也さん=20日、国会

 北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)=の弟で「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」代表の横田拓也さんが20日、衆院拉致問題特別委員会に参考人として出席し意見陳述を行った。政府に対し「解決の最前線に立ってほしい」と要請。「生きているうちに母(早紀江さん)と姉の再会を実現し抱き合わせてあげたい」と訴えた。

 この日は拓也さん、拉致日本人救出全国協議会の西岡力会長ら参考人4人が意見陳述。6党の議員との間で質疑応答を行った。 

 拓也さんは陳述で「代表として父(滋さん)は最前線で戦い続け無念の中で亡くなった。その職を私が受け継いだことを当たり前と思ってほしくない。子の代にまでも問題が続いているのはおかしい」と指摘。「『全拉致被害者の即時帰国』が目標で部分的解決はあり得ない」と政府や国会に早期の全面解決を求めた。