ロシアには招待状送らず 平和式典の席数 ことしは大幅増 広島市

広島市は、ことし8月6日の平和記念式典について、新型コロナの感染対策で制限していた座席を去年・おととしに比べて大幅に増やす方針を明らかにしました。

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広島市では、去年・おととしと式典の参列席を880席に制限していたのを、ことしはおよそ3550席に増やすということです。「新型コロナの様々な制限が緩和され、社会経済活動が通常に戻りつつあることを踏まえた」としています。

また、去年・おととしと設けていなかった一般席も1000席を上限に公募するということです。式典は、新型コロナ流行前の2019年には、7700席の規模で開催されていました。

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また、市は、これまで毎年、招待状を送っていたロシアのプーチン大統領と駐日ロシア大使、駐日ベラルーシ大使について、政府と協議の結果、招待状を送らないことを決めたと明らかにしました。

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式典の運営に支障をきたす恐れがあるためとしています。

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