激変する広島駅前 新ビル計画 「ホテルセンチュリー21」8月末で閉館へ

JR広島駅前の風景が、また、大きく変わることになりそうです。「ホテルセンチュリー21広島」が、ことし8月末で閉館することになりました。

小林康秀キャスター
「広島駅です。駅ビルの再開発は日に日に変わっている状況で、クレーン車がひっきりなしに動いています。」

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「そして、その横の東郵便局跡にできているビル。画面に映りきらない感じで大きいですが、囲いも外され、低層階もその様子がわかるようになりました」

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再開発が進む広島駅。2025年春の駅ビル開業に向けて、周辺も大きく変わろうとしていますが、また新たな動きです。

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小林康秀キャスター
「広島駅にほど近い駅前大橋です。この橋の中央には広島電鉄が走って、高架で駅に乗り入れる計画があるため、工事が続いています。すぐそばに建つこのホテルが、その歴史の幕を降ろすことになりました」

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広島市南区的場町にある「センチュリー21」は、宴会場やレストラン、チャペル、神前会場、さらに77の客室を備える宴会や婚礼主体のシティーホテルです。

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1995年4月から東洋観光グループが運営してきました。

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ホテル側によりますと、以前は90%以上だった客室の稼働率は、コロナ禍の去年・おととしは平均50%を下回ったほか、宴会などの利用も減りました。

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東洋観光の桂一彦副社長によりますと、「ことし1月からの感染拡大を経験し、行動様式の変化の中で状況が以前の状態に戻るか、見通せなくなり、閉館を決めた」ということです。

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現在のホテルは、8月31日まで営業しますが、関係者によりますと、9月には解体を始めて、ビルは建て替えられる予定で、2025年を目標に新たな事業者が運営する宿泊主体のホテルなどが入る計画だということです。

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