【新型コロナ】24日の神奈川 7人死亡1919人感染 75人自主療養

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で24日、7人の死亡と、10歳未満~90代の男女1919人の感染が新たに確認された。

 横浜市は4人の死亡を発表。いずれもクラスター(感染者集団)が確認されている市内施設の利用者だった。市内の介護老人保健施設に入所していた70代女性は9日に陽性が判明し、14日に新型コロナで死亡。同施設の90代男性は9日に陽性が判明し、14日に新型コロナで死亡した。特別養護老人ホームでは入所者の60代男性が14日に陽性と判明、19日に大動脈解離で死亡した。昭和大学藤が丘病院(青葉区)に入院していた80代男性は4月18日に陽性が判明。5月4日に敗血症で死亡した。

 川崎市は2人の死亡を発表。宮前区に住む80代男性は市内の病院で入院中に発熱し3日に感染が判明、22日に死亡した。都内に住む90代女性は都内の高齢者施設に入所中に呼吸不全となり、21日に感染が判明。川崎市内の病院に入院したが、同日死亡した。

 相模原市は60代男性の死亡を発表した。男性は3月28日に基礎疾患が原因で市内の病院に入院。5月6日に新型コロナウイルスの陽性が判明し、同21日に他疾患が原因で死亡した。

 県は新たに75人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は2万6033人となった。

© 株式会社神奈川新聞社