【ECLプレビュー】ローマとフェイエノールトによる名門対決!新大会の初代王者に輝くのは…

 ヨーロッパ第3のクラブとして今シーズン設立されたUEFAカンファレンスリーグが、ミッドウィークにファイナルを迎える。日本人選手が所属するクラブや強豪が参戦する中、最終章に名を連ねたのはASローマとフェイエノールト。果たして、名門対決を制し初代王者に輝くのはどちらのクラブか。

エイブラハムが決勝ヘディング弾!ローマがレスターに競り勝ちECL決勝の舞台へ

マッチプレビュー
・2008年コッパ・イタリアを優勝して以来タイトルから遠ざかっているローマは、ヨーロッパでのトロフィーも1961年フェアーズカップから掲げていない。
・フェイエノールトが欧州の大会で決勝に進むのは2002年のUEFAカップぶり。シリル・デッセルスは今シーズンのECLで10ゴールを決めて得点ランクトップに君臨している。
・ローマのジョゼ・モウリーニョ監督は、過去4回の欧州大会での決勝で勝利しており、ECLを制すればチャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの3大会でトロフィーを掲げた初めての監督となる。

監督&選手コメント
ジョゼ・モウリーニョ監督(ASローマ)
「私は魔法の薬も魔法の呪文も信じていない。自分達が持っている資質を知り、自分達の限界を知る。私にとって、決勝戦がどのような形で終わろうとも、今シーズンはポジティブなシーズンだったって言えるよ」。

ジャンルカ・マンチーニ(ASローマ)
「今大会のベスト2が対戦するのだから、五分五分だ。自分達がすべきことを分かっているし、相手の長所も短所も分かっている」。

アルネ・シュロト監督(フェイエノールト)
「ローマに何を期待しているか分かっているが、時々彼らの監督がゲームプランにちょっとした工夫を施す。だが私たちは、多くのことを見てきた。だから正しい方法で準備できているのを望むし、もし私たちが驚くような事になれば…。私たちは今シーズン55試合を戦ったので、彼が私たちの知らない何かをしてきたら少し驚くだろう」。

ゲルノト・トラウナー(フェイエノールト)
「もちろん、エイブラハムと対戦するのは覚悟している。彼は身体能力が高く、テクニックもあり、ゴールの取り方も知っている。彼をエンドゾーンに入れないようにしなければならない」。

ECLの初代王者に輝くのは…? Photo Getty Images Sport

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