劇的大逆転で残留決めたエバートン ランパード監督はチームを称賛「特別な夜になった」

 エバートンのフランク・ランパード監督は、劇的な残留決定にチームの闘志を称えた。

エバートンのプレミア残留が決定!2点差ひっくり返しパレスに大逆転勝利

 19日にクリスタル・パレスと対戦したエバートンは、降格圏と1ポイント差とという状況の中前半で2失点を喫する苦しい展開に。すると後半に入り猛反撃を開始し、マイケル・キーンが1点を返すとリシャルリソンが同点弾をゲット。さらに85分にドミニク・キャルバート=ルーウィンがダイビングヘッド弾を沈め、3-2の逆転勝利で劇的残留を果たした。本拠地グディソン・パークが歓喜に湧き、ランパード監督も残留の喜びを語った。

「この試合で見たのはプレミアリーグを守ったことで、チャンピオンズリーグというわけではない。だがそれがクラブにとって何を意味するか、置かれた状況が何だったのか。このクラブのキャラクター、ファン、選手たちが、私たちを支えてくれたんだ。クラブの精神は計り知れないよ」。

「(ハーフタイムに何を話した?)正直言うと、自分の感情を出さないように演技したよ。人を振り向かせ奮い立たせなければならないからね。私が言いたいのは戦術的な変更ではなく、感情やキャラクターだ。観客を沸かせ早い時間帯にゴールができるか。そしてこの夜、観客も反応してくれたしエバートンの歴史に残る特別な夜を演出できた」。

劇的残留にランパードがチームを称賛 Photo Chris Brunskill/Fantasista

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