請求メールに違和感 特殊詐欺防ぐ 倉敷のコンビニ店長に感謝状

特殊詐欺を防ぎ、感謝状を受け取る塩出さん(右)

 特殊詐欺被害を防いだとして、玉島署と同署管内防犯連合会は、セブン―イレブン新倉敷駅前1丁目店(倉敷市新倉敷駅前)の塩出貴大店長に感謝状を贈った。

 同署などによると、5月17日、同店を訪れた市内在住の60代男性が、レジで塩出さんに「請求のメールが来たので支払い方を教えてほしい」などと相談。メールを確認すると、金額が大きいことや支払い方法が指定されていることに違和感を持ったため、支払いを止めて同署に通報した。

 贈呈式が6日に同署であり、丸本一城署長が塩出さんに感謝状を手渡した。塩出さんは「今後も積極的な声掛けを継続し、お客様が安心して買い物ができるようにしたい」と話した。

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