14日に大阪で行われる、日本代表対チュニジア代表のキリンカップ決勝戦。
派手さはなく北アフリカの“いぶし銀”なチュニジアだが、ユニフォームは色以外に決まったパターンが無く時代とともにデザインの変化が激しい。また、1stカラーと2ndカラーが国旗色のレッドとホワイトで入れ替わるのも特徴。
ここでは、そんなチュニジアのユニフォームをご紹介したい。
2022(アウェイ)
チュニジア代表 2022 Kappa アウェイ
今年開催されたアフリカネイションズカップ2021に向けたユニフォーム。現時点での最新モデルで、今回のキリンカップでも使っている。複雑な模様はアラビア書道をモチーフとしたもので、国の文化に敬意を表したデザイン。
2010(アウェイ)
チュニジア代表 2010 Puma アウェイ
2010年のアフリカネイションズカップなどで使用したアウェイユニフォーム。チュニジアでは珍しく“たすき掛け”を採用したデザイン。
1998(ホーム)
チュニジア代表 1998 Lotto ホーム
2度目のワールドカップ出場となった1998年フランス大会で着用したホームキット。山脈や海岸線など、チュニジアの国土を表現しているかのような鋭角ジグザグ模様が異彩を放った一着。
2006(ホーム)
チュニジア代表 2006 Puma ホーム
2006年ドイツW杯で使用したホームキット。ユニフォームは当時のPumaの共通仕様で、各国(各クラブ)に関連するカモフラージュ・グラフィックをあしらったデザイン。チュニジアは愛称でもある"カルタゴの鷲”を描く。
2004(アウェイ)
チュニジア代表 2004 Puma アウェイ
2004年のアフリカネーションズカップ(AFCON)や、2006年ドイツW杯・アフリカ予選で使用したアウェイキット。シャツは大きめの襟を付けたクラシックなスタイルで、エンブレムは90年代後半から2000年代初頭までの短期間で使用した旧デザイン。
2019(サード)
チュニジア代表 2019 Uhlsport サード
2019年のAFCONでは、代表チームとしては比較的珍しいサードモデルが登場。ブラックを基調とし、前面には“カルタゴの鷲”を大胆に描く。
2002(ホーム)
チュニジア代表 2002 Puma ホーム
2002年の日韓W杯で使用したホームキット。シャツは当時のPumaのテンプレートを使用していた。チュニジアはグループHでベルギー、ロシア、そして日本と対戦。日本戦は森島寛晃と中田英寿に得点を許し、1-2で敗れている。
最終節の日本戦が行われたのは2002年6月14日で、場所は大阪・長居陸上競技場。奇しくも今回のキリンカップ決勝・日本戦はちょうどその20年後の6月14日に、同じ大阪のパナソニック スタジアム吹田で開催される。