高松市長選 大西氏5選出馬を表明

大西秀人氏

 高松市の大西秀人市長(62)は15日の6月定例市議会代表質問で、任期満了(来年5月1日)に伴う市長選に5選を目指して無所属で出馬する意向を表明した。

 大西氏は地域振興の方向性を定めた第6次総合計画が2023年度に最終年度となることを踏まえ「新型コロナウイルス禍の収束後を見据えて地域経済や観光を立て直し、高松型の地域共生社会を構築する必要がある。市民の審判を仰ぎ、引き続き重責を担いたい」と強調した。

 大西氏は丸亀市出身。東京大法学部を卒業後、1982年に旧自治省(現総務省)入省。島根県総務部長、総務省地域放送課長などを経て07年に初当選した。

 高松市長選には新人で元自動車販売会社社長の灘波博司氏(62)=同市上福岡町=が無所属での出馬を表明。19年が無投票だったため、8年ぶりの選挙戦となる見通し。

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