「花の山寺」アジサイ色づく 真庭・普門寺一帯 26日まで祭り

見頃を迎えている普門寺一帯のアジサイ

 四季折々の花が楽しめ「花の山寺」として知られる真庭市田原山上の普門寺一帯で、アジサイが見頃を迎えた。26日まで恒例の「あじさい祭り」が開かれ、花をめでながら地元グルメを満喫できる。

 同寺によると、アジサイは境内や山の斜面、道路脇で約30種3千株が植えられており、今年は5月下旬から開花。現在は代名詞の青色が所々に咲いており、紫やピンクの花も徐々に色づいてくるという。18、19日ごろにピークとなり、今月いっぱい楽しめそう。

 近年はSNS(交流サイト)でも話題を呼び、連日市外から大勢の家族連れらが足を運び、大輪に顔を近づけじっくり眺めたり、写真に収めたりと思い思いに堪能。岡山市南区からの来場者(67)は「特に淡いブルーがきれいで、見ていて心が癒やされるよう」と話していた。

 祭りは地元団体が期間中の午前10時~午後3時、手作り弁当や団子、クレープ、雑貨などを日替わりで販売する。18、19日は青色の物を身に付けている人を対象に、お菓子などの景品が当たるくじ引きが行われる。

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