那珂川町白久のまちづくり会社「創生なかがわ」による同町の特産品展「美味(おい)しいもの いいもの まるごと那珂川」が16日、JR宇都宮駅の駅ビル「パセオ」で始まった。農産物や加工品など約30種、100点以上を販売している。19日まで。
同社は地域振興のため東京都内で継続的に同町の特産品展などを開いてきたが、新型コロナウイルス感染症の影響で開催が難しくなったため、代替策として昨年6、10月に続きパセオでの特産品展を企画した。
会場はパセオ2階の雑貨店「丹波屋栃木くらしっく」の一角。同町産の野菜やコメ、地場企業の乾麺や「温泉とらふぐ」の加工品、古い着物を再利用した手作りの雑貨など、幅広い分野の商品が所狭しと並ぶ。
同社の担当者は「『次はいつやるの』といった反響も頂くようになった。地元の良さを地道にPRしていきたい」と話していた。