外来スイレンを除去する作業が18、19の両日、妙高市のいもり池で行われた。
生物多様性や景観の保全を図るため、官民5団体が継続して取り組んでいる。水面を覆うスイレンを除去することで、観光資源となっている「逆さ妙高」が映る。
業者による作業は専用ボート、オイルフェンスを使用。スイレンを刈り取って集め、岸へ運んだ。処分のため、重機を使って陸揚げし、軽トラックの荷台に積んだ。
両日はボランティアとして、環境サポーターズから約30人が参加した。除去に伴う作業や、スイレン根絶の防草シート作りを手伝った。
市の担当者は「身近な環境保全活動に興味を持っていただき、ありがたい」と話していた。
シートは今週、湖底の一部に敷く。昨年より面積を広げる。