参院選 22日公示 長崎選挙区 6人出馬へ

 第26回参院選は22日公示される。長崎選挙区(改選数1)には、いずれも新人で与野党と諸派の計6人が立候補を予定している。県選管によると、全員が出馬すれば1965年の第7回と並び過去最多タイ。立候補の届け出は22日午前8時半~午後5時、県庁1階の大会議室で受け付ける。
 投開票は7月10日。期日前投票は県内189カ所で実施され、早いところは今月23日から始まる。
 自民現職で農相の金子原二郎氏(78)は今期限りで引退。今回の長崎選挙区では、自民が議席を死守するのか、それとも野党などが奪取するのかが焦点となりそうだ。
 立候補予定者6人は、自民が元県議の山本啓介氏(47)、立憲民主が会社役員の白川鮎美氏(42)、日本維新の会が元県議秘書の山田真美氏(50)、共産が党県委員会常任委員の安江綾子氏(45)、NHK党がアルバイトの大熊和人氏(52)、政治団体「参政党」が通訳業の尾方綾子氏(47)。
 公示日の第一声は、山本氏が午前9時から長崎市江戸町の出島表門橋公園、白川氏は同9時から同市の魚の町公園、山田氏は同10時から同市元船町のプラタナス広場、安江氏は同9時半から同市中心部の鉄橋、尾方氏は同9時半から出島表門橋公園。大熊氏は第一声を上げない予定。
 県選管によると、6月1日時点の有権者数は111万1326人(男51万6041、女59万5285)。


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