立憲民主党の西村智奈美幹事長が16日、参院選長崎選挙区（改選数1）に立候補予定の党新人、白川鮎美氏（42）の応援で本県入りし、長崎市中心部の鉄橋やアーケードで支持を呼びかけた。
鉄橋で演説した西村氏は、現在の物価高騰を、安倍政権の経済政策「アベノミクス」が引き起こした「人災」と主張。現政権も同様の政策を引き継いでいるとして、「いろんな政策を生活者目線で見直していかなければいけない。生活者に寄り添った理不尽のない政治をつくっていくため力を貸してほしい」と訴えた。
演説後、アーケードを白川氏と並んで練り歩きながら、買い物客らに物価高騰の影響などを聞いて回った。西村氏は終了後に報道陣の取材に応え、15日の通常国会閉会後最初に本県を訪れたことについて、「間違いなく重点区の一つ」と説明した。
