気象庁は23日(木)、向こう1か月(6/25~7/24)の天候の見通しを発表した。暖かい空気に覆われやすく、向こう1か月の気温は北・東・西日本で高く、特に期間の前半はかなり高くなる所が多い見込み。また、東・西日本は前線や湿った空気の影響を受けにくく、向こう1か月の降水量は平年並みか少なく日照時間は多い見通し。
週ごとの天候
1週目(6/25~7/1) 北・東・西日本で高温となり、平年よりかなり高くなる地方もある見込み。東・西日本は前線や湿った空気の影響を受けにくく、平年に比べて曇りや雨の日が少なくなりそうだ。 2週目(7/2~7/8) 東・西日本は前線や湿った空気の影響を受けにくく、平年に比べ曇りや雨の日が少ない見通し。
3~4週目(7/9~7/22) 北日本で高温傾向。全国的に平年と同様の天候が見込まれる。
広範囲に高温に関する情報
北・東日本、近畿、中国、四国は向こう2週間、南から暖かい空気が流れ込みやすいため気温の高い日が多く、29 日(水)ごろからの5日間ほどははかなり高くなる可能性がある。このため気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、熱中症対策を進め、健康管理等に注意するよう呼びかけている。農作物や家畜の管理等にも注意が必要だ。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。