【小山】小山総合公園近くの思川で26日、川面に石を投げて跳ねた回数などを競う「水切り」の大会が開かれ、市内外の子どもから大人まで約30人が参加した。
栃木市の市民団体「蔵の街コミュニケーションズ」が主催。1人3回投げ、跳ねた回数を競う「回数測定」と、跳ねた回数に加えて投げた時の声量なども評価する「フリースタイル」の2部門で行われた。石を的に当てると商品がもらえる企画も用意された。
水切りの国際大会で5回の優勝経験があり、同団体に所属する島田、会社員橋本桂佑(はしもとけいすけ)さん(30)らによる水切り教室などの後、和気あいあいと競技が行われた。回数測定の部の優勝者は石を16回跳ねさせた。
橋本さんは「県内で水切り大会が開かれるのは、おそらく初めて。あらゆる世代で楽しめる水切りの良さ、栃木の自然の良さを知ってもらえたらうれしい」と話していた。
参加した栃木市大宮南小1年田村(たむら)ありなさん(7)と双子の弟の導誠(みちまさ)君(7)は「初めてやって、難しかったけど楽しかった」と口をそろえた。