濃いはちみつミルクパン

ハンガリー産純粋アカシアはちみつと牛乳をたっぷり使ったテーブルロールです。 ハンガリー産純粋アカシアはちみつを使うことで、上品でほんのり甘く、やさしい味わいのパンになります。

by あいりおーさん

このレシピの材料


数量:6個

a強力粉… 200g

a塩… 3.6g

aインスタントドライイースト… 3g

bハンガリー産純粋アカシアはちみつ… 40g

b牛乳… 135g

b生クリーム… 25g

c無塩バター… 20g

仕上げ

強力粉… 適量

有塩バター… 3g程度×6

下準備


・aの材料をボウルまたはパンケースに入れて、合わせておく。 ・【1】でbの材料を合わせた後は手ごねの場合は夏は20℃程度に、冬は人肌に温める。ホームベーカリーの場合は夏は10℃程度、冬は人肌に温めること。 ・cの無塩バターは室温において、やわらかくしておく。 ・オーブンは焼成の10~15分間前に210℃で予熱開始する。

作り方


1.ボウルにbの牛乳のうち30gとハンガリー産純粋アカシアはちみつ全量を入れる。 レンジ600Wで30秒間加熱しはちみつを溶かしてから、残りの牛乳と生クリームを入れ、混ぜ合わせる。
それぞれの季節に合わせて冬はレンジで温め人肌に、夏は10もしくは20℃程度になるように調整する(下準備参照)。

2.aの強力粉・塩・イーストをボウルにを入れ、【1】を加えゴムベラで粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。

3.ペストリーボードに取り出し、利き手の付け根で向こう側へ押し出すように台にこすりつける。 ときどきカードを使って、生地を集めながらこねていく。 手にこびりついた生地もたまにカードで落とす。

4.こすりつけていると、生地がだんだんなめらかになってまとまりだし、台からはがれるようになる。

5.さらにこすりつけるようにこねる。 ひとまとまりにつながってきて、押し出した生地が手と一緒に戻るようになりなめらかになったら、生地を台にたたきつける作業に移る。

6.なめらかになったら、生地を台にたたきつける。

7.生地を引っ張りながら向こう側へ折りたたむ。 90度向きを変えて台に打ち付けて向こう側へ折る、を繰り返し、生地がある程度薄く伸ばせるようになるまでこねる。

8.バターを入れる目安は、写真のように生地の端をゆっくり引っ張ると、切れずに膜が張る感じ。

9.生地を広げ、やわらかくしたバターをおく。 生地を引きちぎるようにし、バターを生地全体になじませていく。

10.バターが大体なじんだら台にこすりつけ、バターと生地がつながるようにこねる。

11.【4】のように手の付け根で台にこすりつける。 ときどきカードを使って、生地を集めながらこねていく。 ※【4】のときよりも早く生地がなめらかになり、台からはがれやすくなる。

12.ひとまとまりにつながってきて、押し出した生地が手と一緒に戻るようになりなめらかになったら、生地を台にたたきつける作業に移る。
※バターが入ることで【5】よりも早く手と一緒に生地が戻りますが、たぶんまだ生地がごつごつしているので、【5】のときよりも少しこすりつける作業を続ける。

13.なめらかになったら、生地を台にたたきつける。

14.生地を引っ張りながら向こう側へ折りたたむ。 90度向きを変えて台に打ち付けて向こう側へ折る、を繰り返し、生地がある程度薄く伸ばせるようになるまでこねる。

15.こね上がりの目安は、写真のように生地の端をゆっくり引っ張ると、切れずに薄い膜が張る感じ。 すぐ切れてしまう場合は、もう少しこねる。

16.こね上がったら生地温度を測る。 28℃前後が理想だが、低ければ一次発酵の時間を10分間ほどのばし、28℃より高ければ一次発酵の時間を短くするなどして発酵を調整する。

17.生地をきれいに丸めてボウルに入れ、ラップをふんわりかけて30℃に設定したオーブンや発酵器で一次発酵させる。 目安は、こね上げ温度が28℃だったら50~60分間程度。

18.生地の大きさが2~2.5倍になっていたら、一次発酵終了。 ※いつも同じボウルを使って、写真を撮って見比べるとわかりやすいです。

19.生地を6分割し、生地を手で押さえてガス抜きして丸め直す。 丸以外に成形する場合は、ここで10〜15分間ほどベンチタイムをとり生地を休ませるが、そのまま丸めた状態の丸パンなどの成形の場合は、このまま二次発酵に移る。

20.オーブンシートを敷いた天板に生地を並べ、35℃に設定したオーブンや発酵器でひとまわり大きくなるまで二次発酵させる。 このとき、生地が乾燥しないように天板の下にお湯を入れたトレーをオーブンに一緒に入れたり、庫内に霧を吹きかけたりして、湿度を保って発酵させる。
予熱時間になったら、部屋の暖かい場所に移し、発酵の続きをする。
オーブンの発酵でファンの風が強い機種は、大きなビニール袋に天板ごと入れて発酵させると、風で生地が乾くのを防げます。

21.ひとまわり大きくなったら、仕上げ用の強力粉をふる。
発酵具合がわからない場合は軽く指で生地の側面を押してみて、指の跡がうっすら残るくらいならOK。 跳ね返ってくるようでは発酵が足りないので、さらに5分間程おき、短い時間で様子を見る。
十字にクープナイフでクープを入れ、有塩バターをのせる。

22.210℃に予熱したオーブンを200℃に下げて、10分間程度焼成する。

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