ブルージェイズ地区2位タイ浮上 菊池は6回4安打1失点で3勝目

【レイズ1-4ブルージェイズ】@ロジャース・センター

ブルージェイズは2本の2ラン本塁打で4点を奪い、先発の菊池雄星が6回4安打1失点の好投。レイズとの同地区対決に4対1で勝利し、レッドソックスと並ぶアメリカン・リーグ東部地区2位タイに浮上した。久々の好投となった菊池は1カ月半ぶりの白星となる3勝目(4敗)をマーク。4番手のアダム・シンバーが4セーブ目を挙げ、レイズ2番手のライアン・ヤーブローに4敗目(0勝)が記録された。

2回裏、レイズはオープナーのマット・ウィスラーに代えて2番手のヤーブローを投入したが、ブルージェイズは無死1塁からテオスカー・ヘルナンデスが8号2ランを放って先制。4回表にアイザック・パレイデスの11号ソロで1点差に詰め寄られたが、7回表一死3塁のピンチを無失点で切り抜けたあと、7回裏一死1塁からサンティアゴ・エスピナルに6号2ランが飛び出し、リードを3点に広げた。菊池降板後は3人のリリーバーが各1イニングを無失点に抑え、4対1で勝利。レッドソックスと43勝33敗の貯金10で並んだ。

今季15度目の先発登板に臨んだ菊池は3回までレイズ打線を1安打に抑える上々の立ち上がり。4回表二死からパレイデスに11号ソロを浴び、6回表には連打で無死1・2塁のピンチを招いたが、三塁マット・チャップマンの好守にも助けられ、レイズ打線に追加点を与えなかった。6回80球を投げて被安打4(うち被本塁打1)、奪三振8、与四球1、失点1という内容で3勝目をマーク。今季の防御率は4.74となった。

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