「木の葉のように焼かれて」半世紀以上続く被爆体験集 今年も完成 広島

被爆体験の手記などをまとめた「木の葉のように焼かれて」の第56集が完成しました。

この冊子は被爆の実相を後世に伝えようと、市民団体が被爆者の手記などをまとめ1964年から出版しています。

編集委員によりますと高齢化で手記を寄せる被爆者が年々少なくなる中、今回は16人分の被爆体験が集まりました。

去年、黒い雨訴訟で原告が勝訴したことを受け、黒い雨被爆者の体験を特集しています。

新日本婦人の会県本部 森眞理子会長「原爆の問題は遠い昔のことではなくて、目の前で戦争が今も続いていますので戦争は他人事じゃないと(感じてほしい)」

2千部が発行され、ファックスで出版元に連絡すれば1冊500円で購入できるということです。

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