【那須塩原】熱中症対策に役立ててもらおうと、市は今月、市内各地区の熱中症予防情報を市メール配信サービス「みるメール」などで発信する取り組みを始めた。10月まで。来年度以降は6〜10月に実施する。
市は市内10カ所で計測した気温や湿度、日射量を基に、1時間ごとの「暑さ指数」を算出。熱中症の危険が低い「ほぼ安全」から、運動や外出を控えるよう呼びかける「危険」までの5段階に分け、地図にまとめて発信している。みるメールや、ツイッターの市公式アカウントで確認できる。
これまで市は、市内全域を対象にした熱中症予防情報を発信していたが、市内の中学校など10校の周辺に環境センサーを設置したことで地区ごとの暑さ指数を算出できるようになった。
暑さ指数は10日後まで予測可能で、危険と予測した地区のみるメール登録者には前日に配信する。
