2024年北部九州総体へ「万全の準備を」 長崎県準備委が設立総会

大会成功に向けて協力することを確認した北部九州総体長崎県準備委の設立総会=長崎市、セントヒル長崎

 2024年7~8月に長崎など北部九州4県を主会場に開かれるインターハイ「ありがとうを強さに変えて 北部九州総体2024」に向けた長崎県準備委員会の設立総会が12日、長崎市内で行われ、行政や高体連などの委員23人が大会の成功に向けて協力していくことを確認した。今後、競技、広報など五つの専門委員会に分かれて詳細を詰める。第2回総会は来年2月に開かれる予定。
 インターハイの地元開催は03年長崎ゆめ総体、13年北部九州総体に続いて11年ぶり3度目。冒頭あいさつで、県教委の中崎謙司教育長は「今年の県高総体で、あらためてスポーツは県民に潤いを与えてくれると感じた。インターハイでは多くの高校生アスリートが本県に来る。思い出になるように、また本県選手の活躍で活力や希望を与えられるように万全の準備をしたい」と述べた。
 実施される30競技のうち、県内ではアーチェリー(長崎市)、ソフトテニス(同)、空手(佐世保市)、ホッケー(佐世保市、川棚町)、弓道(島原市)、重量挙げ(諫早市)、ボート(同)、ソフトボール(大村市)、卓球(同)の9競技が行われる予定。


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