“不思議の森”へようこそ ハウステンボスに「キッズワールド」オープン

「水辺のとびいし」を楽しむ子どもたち

 長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)に16日、家族で楽しめる新たなアトラクション「~キッズワールド~ファンタジーフォレスト」がオープンした。開業30周年記念事業として開設。体験型の屋内施設として、子どもたちを“不思議の森”へと誘う。
 会場に入るとシンボルの全長約9メートルの「はじまりの木」がお出迎え。その大樹の中にはブランコや上部へとつながるネットスロープが張り巡らされ、秘密基地のようなアスレチック空間が広がる。
 つり橋を渡り、滑り台で下へ降りると「水辺のとびいし」。さらに「木の根のトンネル」へと続き、冒険気分が満喫できる。幼児用スペース「かぼちゃのおうち」も設けられている。
 遊具の対象年齢は小学生低学年以下、時間は30分の入れ替え制。HTBでは小学生以下の入場料が3千円引きとなる「サマトクキャンペーン」(9月9日まで)も実施している。
 内覧会のセレモニーで坂口克彦社長は「大きな木や花があり、子どもたちが妖精になったような錯覚を覚える場所」。アンバサダーのアイドルグループ「HKT48」の小田彩加さん、渡辺愛加里さんが「まさにファンタジー。写真映えする空間です」とPRした。

「はじまりの木」の前でセレモニーをするHKT48のメンバーら=佐世保市、ハウステンボス

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