7月16日、千葉県総合スポーツセンターで行われた第1試合【市立柏 vs 千葉敬愛】。
8回、市立柏は同点に追いついたものの一歩及ばず、1点差での惜敗となりました。
チーム全員が全身全霊で戦い抜いた中でも、特に輝きを見せたのが3年・2年の栗原兄弟の活躍。
試合後、栗原兄弟にインタビューしました。
市立柏 3年 栗原 泰人 選手
「絶対にみんなで勝とうという気持ちで試合に臨んだので、結果的に負けてしまってとても悔しいです」
「自分はランナーがいる時に打席が回ってくることが多かったので、後ろのバッターが弟で、良いバッターなので繋いだら打ってくれると信じて打席に立っていた。最後負けてしまって、悔しいです。悔しいしか言葉が出てこない」
また、弟の塁人選手は、兄・泰人選手と共に戦った最後の夏について語りました。
市立柏 3年 栗原 塁人 選手
「一番いいバッター(兄)が前に居て、『打ってくれ』と思っていました。いい結果ではなかったですが、本当に一緒に野球ができてよかったです」
今年が最後の夏となった泰人選手は、甲子園への想いを弟に夢を託すことに…。
市立柏 3年 栗原 泰人 選手
「自分はこれで終わってしまうんですけど、塁人(弟)は来年の大会もあるので。来年は自分たちが行けなかった甲子園に絶対行ってもらいたいです」
悔しさを乗り越え、後の世代に想いが繋がっていくのも、高校野球の魅力のひとつ。
想いを引き継いだ来年の市立柏にも注目です。