卓球Tリーグ男子・岡山リベッツの選手と岡山県内の高校生が対戦する「青春ドリームマッチ」が17日、岡山市のイオンモール岡山で開かれた。買い物客らが見守る中、高校生がトッププロに真剣勝負を挑んだ。
主力を担う森薗政崇、町飛鳥ら5選手と、3年生男女6人がそれぞれシングルス3ゲームで対決。リベッツの選手は高校生の甘い球を逃さず打ち抜き、強打には高い技術を生かしてカウンターを見舞うなどプロの力を惜しみなく披露した。
高校生は全敗に終わったものの、特殊なラバーを使う黒江一平(商大付)は変則的な打球で町を翻弄(ほんろう)。森薗相手にジュースに持ち込んだ石橋鷹次郎(関西)は「ミスのない粘り強いプレーはさすがだった。プロにも効いたサーブを自信にし、インターハイに臨みたい」と話した。
イベントは卓球に打ち込む高校生を応援しようとリベッツが企画し、今回で3回目。森薗は「岡山のプロチームとして地域に密着した活動ができて良かった。(今後も)勝つことに集中して頑張ってほしい」とエールを送った。