海の日 親子らマリンスポーツ体験 セーリングやカヌー 瀬戸内で催し

クルーザー型ヨットでセーリングを楽しむ参加者

 海の日の18日、マリンスポーツの体験イベントが瀬戸内市牛窓町牛窓の牛窓ヨットハーバー沖で開かれ、岡山、倉敷、津山市などの親子連れら約50人がセーリングやカヌーを楽しんだ。

 岡山県内のヨット愛好家団体「海と冒険の会」が企画。セーリングでは、クルーザー型ヨット4艇で約1時間かけて牛窓沖を巡った。参加者はスタッフからヨットが進む仕組みについて説明を受けた後、実際に帆の操作にも挑戦した。双眼鏡で小豆島(香川県)を見つけて眺める子どもらの姿も見られた。

 カヌーでは、地元・B&G瀬戸内海洋クラブのメンバーからパドルの動かし方を教わって一帯を周回し、穏やかな海上を滑るように進んだり、涼風を感じながら漂ったりしていた。

 家族3人で参加した浅口市立金光小6年の女児(12)は「セーリングもカヌーも初めての体験。海の上から見た島や本土はキラキラしていて、とてもきれいだった」と話した。

カヌー体験を楽しむ参加者

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