岡山市は19日、市中心部のにぎわい創出策として歩道を拡幅した県庁通りと、新岡山市民会館（同市北区表町、来年9月1日開館）前の千日前商店街の市道2カ所について、新たな愛称を公募すると発表した。
対象区間は県庁通り（約1900メートル）のうち、再整備した市役所筋から柳川筋までの約600メートル。市は1984年の公募で県庁通りと愛称を付けたが、再整備を踏まえた新愛称が必要と判断した。柳川筋以東は県庁通りを継続使用する。
千日前商店街の市道は約200メートル。電線地中化などでモダンな雰囲気とする改修工事が来春に完了予定で、イメージしやすい名称を募る。地元の了承は得たという。
応募は誰でも可能で、8月1～31日に1人につき各市道1点。市ホームページの応募フォームなどから市道路港湾管理課（086―803―1415）に送る。親しみやすさなどの観点で審査し、10月ごろに公表する。
同課は「どちらも市が進める歩いて楽しいまちづくりの象徴的な路線。多くのアイデアを寄せてほしい」としている。
