東京で長崎、佐賀の魅力PR 新幹線9月開業記念 特産品を展示販売

長崎、佐賀両県の銘菓などが並んだ観光物産展=東京都千代田区、東京商工会議所

 西九州新幹線の9月開業を記念し長崎、佐賀両県の魅力を発信する「SAGA・NAGASAKI観光物産展」が20日、東京都千代田区の東京商工会議所で始まった。21日まで。
 西九州新幹線開業の機運を高めようと、九州商工会議所連合会と長崎、佐賀両県の商工会議所連合会が主催。JR九州が協力した。
 東京商議所の多目的スペースを会場に、両県自慢の産品などを展示販売。長崎県のコーナーには5業者・団体が出店し、カステラやビワゼリー、平戸の「カスドース」といった銘菓をはじめ、焼きあごなどの特産品を販売し、来場者が手に取って品定めしていた。
 会場では「かもめ」のオリジナルグッズを販売するなどして9月23日の開業をPRしている。
 長崎県商議所連合会の担当者は「首都圏にも西九州の魅力を紹介し、新幹線の開業効果を高めていきたい。佐賀と長崎が協力した取り組みが、九州全体の活性化にもつながれば」と話した。


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