【新型コロナ】横浜市 7人死亡、5473人感染 13カ所でクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は23日、男女7人の死亡と、新たに10歳未満~90代の男女5473人の感染が確認されたと発表した。

 市によると、亡くなった7人のうち2人(80代男性、70代女性)はクラスター(感染者集団)が発生した泉区内の同一病院に入院していた。クラスターが発生した青葉区内と神奈川区内の病院でも、入院していた90代男女2人が新型コロナで死亡した。

 青葉区の90代男性は6月1日に陽性が判明し、市内の病院に入院。6日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。

 ほかに90代男性2人が亡くなったが、市は家族の同意が得られないとし、詳細な経過を公表していない。

 新規感染者の症状別では重症1人、中等症7人、軽症5365人、無症状10人で、90人が調査中。年代別内訳は、10代が951人で最多。40代867人、20代793人、10歳未満753人、30代715人、50代658人、60代334人、70代221人、80代131人、90代50人の順。

 新規クラスターは13件で、医療機関や通所介護施設、介護老人保健施設、有料老人ホームなどで確認された。

© 株式会社神奈川新聞社