西九州新幹線 ラッピングトラック出発 準備委、新たに2台制作

関係者に見送られながら出発したラッピングトラック=県庁

 9月23日の西九州新幹線開業をPRするため、長崎県内6経済団体の青年組織らでつくる「西九州新幹線開業準備実行委員会」が新たなラッピングトラックを制作し、22日に出発式を開いた。
 同委員会の本田高大副会長が社長を務める「本田産業」(諫早市)の大型冷凍トラック(20トン)2台をラッピング。佐世保市の五蔵池や対馬市にある奇岩「女連(うなつら)の立岩」の写真など、同委員会が企画したフォトコンテストの入賞作品がデザインされた。
 今年3月にも同社の冷凍トラック2台に県内の観光地や名物などの写真をあしらっており、今後は計4台のラッピングトラックが関西や中国地方、関東方面などを往復する。
 本田副会長は「長崎県のPRに少しでもお役に立てればうれしい」と話し、交流サイト(SNS)などでトラックの写真が拡散されることも期待した。


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