ソフト平福、ポートは千鳥町がV 岡山市子ども会親善球技大会

ソフトボール決勝で熱戦を繰り広げる選手たち

 岡山市内の小学生チームの頂点を目指す「山陽新聞社杯第58回市子ども会親善球技大会」の中央大会が24日、南区内尾の県環境保健センターのグラウンドであり、ソフトボールは平福が初優勝、ポートボールは千鳥町が2度目の栄冠をつかんだ。

 ソフト、ポートとも地区予選を突破した8チームが出場し、トーナメントで争った。ソフトの決勝は平福と興除が対戦。平福が初回に機動力を生かした攻撃で先制に成功し、さらに本塁打、適時打で加点した。投手を中心とした堅守で相手に得点を許さず、7―0で制した。

 ポートは千鳥町と住吉フレンドが決勝に進んだ。両チームとも堅実な守備で前半を4―4の同点で折り返した。後半も接戦となり、終了間際に勝ち越した千鳥町が10―8で勝利した。

 開会式で、大会長を務める関野雅夫・市子ども会育成連絡協議会長が「最後の1球、1投まで諦めず、優勝目指して頑張って」、山陽新聞社の高坂博士販売局次長が「日頃の努力の成果を発揮してほしい」と激励。福島(ソフト)の北澤颯太主将(11)と第二藤田(ポート)の井上望歩主将(12)が「新型コロナウイルスの影響で満足な練習ができない日々もあった。試合ができることに感謝し、最後まで仲間と全力でプレーします」と選手宣誓した。

 大会は同協議会、市、山陽新聞社主催、テレビせとうち、oniビジョン後援。

ソフトボール つなぐ打撃できた

平福 赤木悠悟主将(11)=平福小6年

 最後まで諦めず、勝ちにこだわる気持ちを貫き、みんなでつなぐ打撃ができた。失策がほとんどなく、しっかり守れたのも良かった。声を掛け合ってプレーし、練習の成果を発揮できた。

ポートボール 声掛けミス取り返す

千鳥町 山口綾文里主将(12)=福島小6年

 昨年は準優勝だったので、優勝できてうれしい。6年生が下級生をリードして協力して戦えた。声を掛け合いながらミスをしてもすぐ取り返し、丁寧なプレーを心掛けたのが良かった。

優勝した平福
準優勝の興除
3位の蓮休寺
ポートボール決勝で熱戦を繰り広げる小学生
優勝した千鳥町
準優勝の住吉フレンド
3位の浜野上

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