第104回全国高校野球選手権岡山大会で4年ぶり3度目の頂点に立った創志学園ナインは28日、夏の甲子園(8月6日開幕)に向け、練習を再開した。2日間の休養でリフレッシュした選手たちは赤磐市の赤坂グラウンドで午前6時から約2時間、はつらつと汗を流した。
早朝の爽やかな空気の中、選手たちはウオーミングアップやランニングで体をほぐし、打撃練習などに取り組んだ。シートノックでは岡山大会の全5試合で1失策と堅守を披露した野手陣が互いに声を掛け合いながら軽快に白球を追った。
横井寿海主将は「良い雰囲気を保てている。本番までにもっと気持ちを高めていく」と表情を引き締め、今夏限りでの退任が決まっている長沢宏行監督は「選手が甲子園で持てる力を全て発揮するために、できることをやり切りたい」と話した。
組み合わせ抽選会は8月3日に大阪市で行われる。