「フルーツバス停」がフレーム切手に 計1000セット 1日から発売

フルーツバス停をデザインしたフレーム切手(見本)

 「SNS映え」スポットとして知られる長崎県諫早市小長井町のフルーツバス停がフレーム切手にデザインされ、8月1日からの発売を前に7月28日、デザインを提案した日本郵便長崎南部連絡会が大久保潔重市長に贈呈した。
 小長井町の魅力を広くPRしようと、小長井郵便局の藤山洋敏局長が約2年前から企画。市内在住のプロカメラマン川原孝子さんが写真を提供し、イチゴやメロンなどのフルーツバス停を菜の花やコスモスなどが彩る色鮮やかな切手に仕上がった。
 森山郵便局の真崎博光局長は「新しい諫早のPRになるのでは。地域の郵便局として貢献を続けていきたい」とあいさつ。大久保市長は「市の観光資源でもあるフルーツバス停を素材に作っていただきうれしく思う。できるだけ市としても支援し、定住人口拡大につなげていきたい」と礼を述べた。
 藤山局長は「かわいい仕上がりに満足。切手が貼られた手紙を受け取り、住んでみたい、戻ってみたいと思う人が1人でも増えれば」と話した。
 84円切手10枚1セットで1400円。県南部地区(長崎市、諫早市、島原市、南島原市、雲仙市、西海市)の簡易郵便局を除く全ての郵便局窓口とウェブで計千セット販売する。


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