“コロナで乗務員不足” 一部運休の特急、8月6日再開へ JR九州

 JR九州は、新型コロナウイルス急拡大の影響で今月27日から運休している一部の在来線特急について、予定通り8月6日から通常運行に戻す方針を示した。
 同社は運転士や車掌が感染者や濃厚接触者になるなどして、乗務員の確保が困難になったため、8月5日までの10日間、特急かもめ(博多-長崎)20本と特急ソニック(博多-大分)100本の計120本を運休している。
 古宮洋二社長は28日の定例記者会見で、「お盆の時期になるので、今発表している運休期間以降は正常に戻すということで関係部署に指示を出している」と話した。27日までに乗務員53人が新型コロナの感染者または濃厚接触者になったが、乗務員の資格を持つ他部署の社員を再訓練するなど調整を進めているという。


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