【新型コロナ】神奈川、累計感染100万人超え 死者2312人 収束見通せず

神奈川県庁

 神奈川県内の新型コロナウイルス感染症の累計感染者数が30日、100万人を超えた。厚生労働省の集計などによると、累計感染者数が100万人を超えるのは東京都、大阪府に次いで3都府県目。2020年1月に全国初の感染確認となった県内1例目の判明から約2年半が経過したが、「第7波」の拡大が続き、収束は見通せない。

 累計感染者数は20年11月に1万人、21年8月に10万人、今年3月に50万人を超えた。50万人に到達するまで約2年2カ月かかったのに対し、50万人から100万人には4カ月半余りで到達した。感染力がより強い変異株に置き換わるなどして、増加ペースが速まっている。

 市町村別の累計感染者数は、最多の横浜市が39万2533人で、川崎市25万168人、相模原市7万7055人などと続く。最少は清川村の143人となっている。県内の死亡者数はこれまでに2317人となっている。

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