高校芸術文化の祭典「総文祭」開幕 栃木県勢、19部門300人参加 

総文祭のパレードで演技を披露する本県合同バトンチーム=31日午後、東京都内

 高校最大の芸術文化の祭典「第46回全国高校総合文化祭東京大会(とうきょう総文2022)」(文化庁、全国高校文化連盟など主催)が31日、東京都で開幕した。本県からは演劇や合唱、書道など19部門に約300人が参加する。

 千代田区の東京国際フォーラムで行われた開会式には、秋篠宮ご夫妻と長男悠仁さまも出席された。国際交流として、服飾を専門に学ぶフランスの高校生が製作した衣装を国内外の生徒が着用したファッションショーが行われたほか、都内の生徒約40人によるオリジナルミュージカルなどが披露された。

 式典後は本県合同バトンチームを含む21の隊列が、丸の内エリアを約800メートルにわたってパレードした。マーチングバンドの演奏に合わせて、バトンやフラッグなどのパフォーマンスを披露。東京の街を華やかに彩った。

 総文祭は8月4日まで都内各所で開かれ、全国から約2万人が集う。一部の部門は事前に申し込んだ観客を入れて開催する。

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