法的整理、ウクライナ侵攻影響 栃木県内初 小山のオフィスエフエイ・コム

 システム構築やソフトウエア開発を手がけるオフィスエフエイ・コム(小山市楢木(ならのき)、飯野英城(いいのひでき)社長)が東京地裁に民事再生法の適用を申請したことが1日、東京商工リサーチ宇都宮支店の調べで分かった。負債総額は約60億円で、過去10年では県内で2番目の規模。

 ウクライナ侵攻に伴う部品や半導体不足のあおりで納期遅延が起きており、資金繰りが悪化したことなどが要因。同支店によると、ウクライナ侵攻に伴う企業の法的整理は県内で初めてという。負債総額は精査の結果、変動する可能性がある。

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