美作のスーパー 特殊詐欺被害防ぐ 美作署など、店と店員に感謝状

松永署長から感謝状を受け取る清家さん(右)と上浦さん(右から2人目)

 特殊詐欺被害を防いだとして、美作署と署管内防犯連合会は7月25日、マルナカ美作店(美作市豊国原)と、店員の清家有沙さん(37)に感謝状を贈った。

 署などによると、清家さんは5日昼、来店客の50代女性から店内にあるATMの使い方を相談された。理由を確認すると、市職員を名乗る人物から「還付金が返還されるため、ATMに行ってほしい」という電話があったと説明したため、詐欺を疑い、警察に通報するよう助言し、被害を防いだ。

 署で贈呈式があり、清家さんと、店長の上浦和幸さん(51)が出席。松永雄一署長が2人に感謝状を手渡した。清家さんは「被害防止に貢献できて良かった。より一層、注意していきたい」と話した。

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