【新型コロナ】川崎で3210人感染、90代女性が死亡

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は3日、麻生区に住む90代女性の死亡と、市内外に住む10歳未満~100歳以上の男女3210人の感染が新たに確認されたと発表した。重症が2人、中等症が25人、軽症が2971人、無症状が117人、調査中が95人。

 市によると、死亡した90代女性は市内の病院に入院中に他の感染者と接触したため検査を受け、7月22日に感染が判明、31日に死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチンは未接種という。

 感染者の年代別の内訳は、20代が561人、40代が550人、30代が480人、10歳未満が425人、50代が388人、10代が274人、60代が229人、70代が172人、80代が94人、90代が36人、100歳以上が1人。3164人の感染経路が不明。陽性患者の接触者は46人で、このうち家庭内感染は41人。

 また市は、関係者の感染が判明した保育施設「みつばち保育園~Sunshine~」(川崎市高津区)を当面の間、臨時休園すると発表した。

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