ショーには外国人の団員が多く出演している。外国人は何人いて、どうコミュニケーションを取っているのか。
木下サーカスにはパフォーマーや裏方で、アメリカ、イギリス、イタリア、ポルトガル、アルゼンチン、タイなど11カ国の20人がいる。全団員で約100人なので、5分の1程度が外国人ということになる。
外国人の団員が会話する時は、相手が日本人の場合も含めて基本的に英語が中心。当然のように苦手な人もおり、最初は仲間に通訳してもらうこともあるが、徐々に上達していく。多くの団員が日常会話程度ならば、こなせるレベルにある。また、日本語を話そうとする外国人もおり、中にはペラペラになった人もいる。
良い演技を見せるなど公演の質を上げていくには、円滑なコミュニケーションが重要。言葉を通じての意思疎通はもちろん、誕生日を仲間で祝うなど一体感につながるような取り組みも大切にしている。
〈広沢和幸さん(42)=広報など担当〉
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