サンリオの人気キャラクター「リトルツインスターズ キキ＆ララ」と福井市自然史博物館分館セーレンプラネットがコラボした特別展が、同プラネットで開かれている。キキ＆ララの誕生から現在に至るまでのデザインの変遷や、星座にまつわる神話を紹介するコーナーなど親子で楽しめる。28日まで。
キキ＆ララは星をモチーフにしたキャラクターとして1975年に誕生。今回の特別展はキャラクターを通して星に興味を持ってもらおうと企画した。
キキ＆ララのデザインは年代によって変わっており、県民衛星「すいせん」の打ち上げなど天文関係の歴史と合わせてタペストリーで紹介。星団や星雲のコーナーでは同プラネットのスタッフが撮影した写真を使い、星の発生などを子どもにも分かりやすく解説している。
模型と撮影できるコーナーやグッズ展示もあり、多くの人がメルヘンチックな世界観を楽しんでいた。親子で好きだという矢尾優奈さん（越前市吉野小1年）と友里恵さん（35）は「星座を探すのが楽しかったし、昔のキキ＆ララもなつかしかった」と笑顔で話していた。
ドームシアターでは28日まで、ハローキティが主人公のプラネタリウム番組を放映している。各日午前11時半から。
火曜日休館。観覧料は常設展を含め410円で、高校生以下と70歳以上無料。ドームシアターは3歳～高校生310円、一般と70歳以上620円。一般対象の常設展とのセット券は820円。問い合わせは同プラネット＝電話0776（43）1622。（前田皐）
