さだまさしさんら平和メッセージ 長崎・稲佐山で音楽祭

平和への思いを歌声に込めるさださん=長崎市、稲佐山公園野外ステージ

 長崎市出身のシンガー・ソングライターさだまさしさんらが出演する稲佐山平和祈念音楽祭が6日、同市の稲佐山公園野外ステージで始まり、「争いをなくし、みんなで楽しもう」と被爆地長崎から平和のメッセージを発信した。
 通販大手ジャパネットホールディングスのグループ会社、リージョナルクリエーション長崎が主催し、長崎新聞社などが後援。2020年8月の第1回は新型コロナウイルス禍のため無観客で開いてテレビ中継し、21年は中止。今回初めて有観客で開催した。
 初日は、南こうせつさんら6組が出演。総合プロデューサーを務める新羅(にら)慎二さんの「純恋歌」で開幕し、さださんは「長崎小夜曲」「広島の空」などを披露。最後は出演者全員で合唱した。
 7日は湘南乃風、きゃりーぱみゅぱみゅら7組が出演。当日券を正午から会場で販売する。


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