川崎市が「手足口病」流行警報 3年ぶり発令

川崎市役所

 川崎市は10日、市内で感染者が増えている手足口病に関して、流行警報を発令した。同市では、2019年7月以来3年ぶりという。

 市保健医療政策部によると、1日から7日までに市内37カ所の定点医療機関で受診した感染者数が1地点当たり5.32人となり、警報発令基準値の5人を上回った。今後さらなる感染拡大も予想されるという。

 同部は「流水とせっけんで手洗いをしっかり行うことが重要。特にトイレやおむつ交換の後は注意してほしい」と呼びかけている。

© 株式会社神奈川新聞社