フットサル元日本代表が児童指導 岡山で教室、一流の技学ぶ

相根さん(左端)が指導したフットサル教室

 フットサル元日本代表の相根澄(さがね・きよし)さん(48)=東京都=を講師に招いたフットサル教室が12日、岡山市東区升田の政田サッカー場であり、小学生が一流の技を学んだ。

 同市内と、相根さんと交流がある北海道帯広市の計3チームから児童約50人が参加。ドリブルやパスなど基本的な技術の習得をテーマに行った。

 攻守に分かれたパス練習では、相根さんが「焦らず、しっかり状況を見てパスを出して」「パスの受け手は守りの裏を狙って動こう」などとアドバイス。繰り返し練習する子どもたちに「常に考えてプレーすれば上達する」とエールを送った。

 浦安フットボールクラブ(岡山市)の川上翼主将(11)は「状況をよく見てプレーする大切さが分かった。プロの選手を目指してしっかりと練習したい」と話した。

 教室は県フットサル連盟がレベルアップを狙いに開催した。

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