月夜に光跡 ペルセウス座流星群 倉敷科学センター学芸員撮影

瀬戸大橋上空を流れるペルセウス座流星群=13日午前1時34分、倉敷市下津井地区から三島学芸員撮影(露光2秒)

 夏の夜空の風物詩・ペルセウス座流星群が12日深夜から13日未明に見頃を迎え、倉敷科学センター(倉敷市福田町古新田)の三島和久学芸員(52)が月夜に流れる一筋の光を写真に収めた。

 同市下津井地区で撮影した。満月と重なり夜空が明るかった上、薄雲が広がって流星を確認しにくかったというが、13日午前1時半ごろ、月明かりが照らす瀬戸大橋上空に輝く光跡をデジタル一眼レフカメラで捉えた。

 三島学芸員は「かなり厳しい条件だったが、雲が晴れた限られた時間に流れ星が現れ、幸運だった」と話している。

 同流星群は、しぶんぎ座流星群(1月)、ふたご座流星群(12月)と並んで「三大流星群」と呼ばれている。

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