帰省Uターンがピーク 家族ら別れ惜しむ 上越妙高駅

 お盆の帰省は14日、Uターンのピークを迎えた。上越市の上越妙高駅では同日午後、東京方面へと戻る家族連れなどが多く見られた。
 JR西日本の発表によると、14日午後0時57分金沢発のはくたか564号は金沢駅発車時点の自由席の乗車率が80%で最も高くなった。
 同駅では午後1時ごろから同2時ごろにかけて、スーツケースなどを持った家族連れが続々と来駅。見送りの家族と別れを惜しむ姿や、駅構内の土産物店で上越土産を買い求める姿が多く見られた。

上越妙高駅自由通路で別れを惜しむ帰省者たち(14日午後1時30分ごろ)

 昨年に続いての帰省という人がいる一方で、3年ぶりの帰省となった人も。移動時間を短くするために、新幹線を選んだ人もいた。東京都内から妙高市へ家族で帰省したという30代の男性は「帰省中もずっとリモートワーク。あまり休めなかった」と語り、新しい生活様式を取り入れた帰省の様子がうかがえた。

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