【新型コロナ】横須賀で3人死亡、675人感染 新たなクラスター12件

横須賀市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横須賀市は16日、70~90代の男性3人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女計675人の感染が新たに確認されたと発表した。中等症49人、軽症545人、調査依頼中52人、症状不明27人。559人の感染経路が不明という。

 死亡した90代男性は市内有料老人ホームの入所者。10日に陽性と判明し、基礎疾患の悪化により13日に亡くなった。ワクチンは3回接種済みだった。

 70代の男性2人はいずれも市外在住。2日と7日にそれぞれ死亡後、市内の医療機関で解剖したところ、10日に陽性と判明した。いずれも新型コロナ以外の疾患が死因という。

 新規感染者の年齢別内訳は、40代106人、30代87人、10歳未満と50代が各81人、20代76人、10代73人、60代62人、80代58人、70代41人、90代9人、100歳以上1人。

 市は市内12カ所で新たなクラスター(感染者集団)を認定。特別養護老人ホームなどで116人の感染が確認された。

 既にクラスターが確認されている海上自衛隊の部隊や教育保育施設など16カ所で新たに65人の感染が確認され、感染者は計423人となった。

 市は9~12日に公表した感染者のうち、5人が重複していたとして取り下げた。

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